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書籍詳細

ぜんぶわかる高齢者のリハビリ事典 宮越 浩一 監修

ぜんぶわかる高齢者のリハビリ事典
高齢者では全身機能の低下など、リハビリをむずかしくする要因もありますが、積極的にリハビリに取り組むことで、自分らしい生活を送ることができます。
健康寿命を延ばす上で欠かせない、高齢者のリハビリの進め方と注意点をイラストで図解。
高齢者に多い脳神経、骨・関節、内科系の疾患別に、推奨度が高いものを厳選して収録。
ISBN 978-4-415-33364-9
発行日 2024年04月11日
判型 B5
ページ 192ページ
定価 1,980円(税込)

CONTENTS

【PART1】 リハビリテーション

 <リハビリの進め方>
   o 目標は“自分らしい生活”。生活機能も大事
   o 急性期から生活期まで、3段階に分けられる
   o リハビリテーション職、医師、看護師など、チームで進める  ほか
 <リハビリの注意点>
   o 複数の病気を持つ人が多く、合併症などのリスクもある
   o バイタルサインを確認し、合併症を予防する
   o 薬の多剤併用も多い。副作用に注意して進める  ほか
   Column: 重大疾患にかかる前から、予防的リハビリを始めよう

【PART2】 脳神経の病気のリハビリテーション

 <脳血管障害>
   「リハビリの基本」
     o 多くは脳梗塞。後遺症が残りやすい
     o 早期の予後予測をもとに、計画を立てる  ほか
   「上肢のリハビリ」
     o 簡単な動作から始めて、書字なども練習
     o 更衣、食事、排泄などの動作を練習  ほか
   「体幹・下肢のリハビリ」
     o 体幹バランスをよくして、座位をキープ
     o 上体を思いきり倒すと、立ちやすい  ほか
   「高次脳機能のリハビリ」
     o 文字を探す課題で、注意力を高める
     o 記憶訓練のほか、メモなども活用する  ほか
   「嚥下機能のリハビリ」
     o 脳梗塞発生時などに、障害が出やすい
   「排尿障害のリハビリ」
     o 神経因性膀胱は、薬でも治療できる
     o 決めた時間どおりに、トイレに誘導
   「その他の症状のリハビリ」
     o ボツリヌス療法&ストレッチが効果的
     o リズムなどの刺激で、歩行をサポート
 <認知症>
   「リハビリの基本」
     o アルツハイマー病が半数以上を占める
     o 認知機能のほか、ADLも評価する  ほか
   「中核症状のリハビリ」
     o 記憶機能や注意機能をトレーニングで改善
     o 現実見当識訓練やゲームで認知機能を刺激  ほか
   「BPSDのリハビリ」
     o 行動の背景にある思いに共感する
     o 昔の思い出を語り、脳を活性化する  ほか
   「運動機能のリハビリ」
     o 座位や歩行の時間をなるべく増やす
     o バランス能力を高め、危険な転倒を防ぐ
   Column: 気になる認知症も、運動などで予防的リハビリを!

【PART3】 骨・関節の病気のリハビリテーション

 <変形性膝関節症>
   「リハビリの基本」
     o 動作の始めや歩行時に、ひざ関節が痛む
     o 症状や経過はJOAスコアで評価する  ほか
   「自宅でできるリハビリ」
     o ひざ伸ばし体操で、太ももの筋力を強化
     o タオル類を使って、大腿四頭筋セッティング  ほか
 <変形性股関節症>
   「リハビリの基本」
     o 立ち上がり時や歩き始めに、脚のつけ根が痛む
     o 歩行能力や可動域などから、スコアで評価  ほか
   「自宅でできるリハビリ」
     o いすなどにつかまり、片脚立ちをキープ
     o 片脚立ちで、脚の開閉をくり返す  ほか
 <大腿骨骨折>
   「リハビリの基本」
     o 「頸部」「転子部」の骨折が多く、手術で治療
     o 認知機能など、ADLにかかわる要因も見る  ほか
   「自宅でできるリハビリ」
     o バランス感覚を高め、再転倒を防ぐ
     o 杖の使いかたが、自己流にならないように  ほか
 <腰痛 「変形性脊椎症」>
   「治療&リハビリの基本」
     o 生活に支障をきたすときは、手術を検討
 <圧迫骨折>
   「治療&リハビリの基本」
     o コルセットを正しく使用。体幹筋も鍛える
   Column: 早期からの運動習慣で、サルコペニアやフレイルを防ぐ

【PART4】 内科系の病気のリハビリテーション

 <心臓病>
   「リハビリの基本」
     o 心血管病や不整脈から、心不全を発症
     o 心エコー、心電図、血液検査の結果を確認  ほか
   「自宅でできるリハビリ」
     o 有酸素運動の前に、まずストレッチを
     o 全身機能にあわせ、歩行距離を伸ばしていく  ほか
 <生活習慣病>
   「リハビリの基本」
     o 糖尿病から、心血管病や腎臓病に至る人が多い
     o 網膜症など、合併症の有無をチェック  ほか
   「自宅でできるリハビリ」
     o 「インターバル速歩」で、糖代謝を改善
     o 太ももとおしりの筋肉を鍛える  ほか
 <嚥下障害/誤嚥性肺炎>
   「リハビリの基本」
     o 食道と気道を隔てるフタが、うまく働かない
     o 反復唾液嚥下テスト、水飲みテストで評価  ほか
   「自宅でできるリハビリ」
     o 口まわりの筋肉を鍛え、飲み込みをスムーズに
     o 摂食嚥下には、舌の動きが大きくかかわる  ほか

 ■ 参考文献

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