書籍詳細
ぜんぶわかる高齢者の栄養
CONTENTS
【PART1】 加齢に伴う栄養状態の変化と対策
● 栄養の基礎知識
● 高齢者の栄養状態
● 加齢変化
o 代謝が落ち、エネルギー消費量が減る
o 体内でのたんぱく質の合成が低下する
o 歯が減ったり、のみ込む力が衰えたりする ほか
● 対策の基本
o “過栄養”対策から“低栄養”対策へ、ギアチェンジする
o 食事と運動で筋肉量を維持して「サルコペニア」を防ぐ
o 「フレイル」の兆候に気づき、早めに負のサイクルを断ち切る ほか
専門家s EYE: 高齢者の栄養状態は“バケツに穴があいた状態”と捉えよう
【PART2】 高齢者の栄養評価のしかた
● アセスメントの基本
● 評価ツール
● 食事評価
● 身体所見
o 意図しない体重減少がないかチェックを
o ふくらはぎの太さからサルコペニアのリスクが簡易的ににわかる
o 口腔や皮膚の状態の悪化などは“見て・触れて”確かめる
● 薬剤の影響
● 摂取量の指標
65~74歳の高齢者における食事摂取基準
75歳以上の高齢者における食事摂取基準
● 栄養評価のあとで
o 食べることが生きがいという人も。安易なダメ出しは避ける
o モニタリングが大切。変化を観察し、多職種で情報を共有する
専門家s EYE: 栄養に関する情報は医療機関への入院時にも欠かせない
【PART3】 高齢者に必要な栄養&とり方
● エネルギー
o 活動量とエネルギー摂取量の両方を維持
o たんぱく質・脂質・炭水化物から程よくとる
o “ちょいたし”や高カロリー食材を活用する
● たんぱく質
o “とりすぎ”よりも“不足”に注意する
o 一度にたくさんではなく、毎食均等にとる
o アミノ酸スコアの高いたんぱく質をとる ほか
● 脂質
o いろいろな“あぶら”をまんべんなくとる
o n-3 系や中鎖脂肪酸を意識してとる
o 肥満などがなければ、過度に控えすぎない
● 炭水化物
o 主食は抜かず、1日3回適量を守ってとる
o 特に朝は必須。脳にエネルギーを供給する
o 穀物や野菜、海藻をプラス。調理法に工夫を
● ビタミン
o 多様な食品から補い、筋肉や骨を健康に
o 魚やきのこからとる。適度な日光浴も必要
o 動物性食品とカラフルな野菜が摂取源に ほか
● ミネラル
o 不足しやすいが、とりすぎにも注意が必要
o 血圧や肝機能が正常なら、食欲優先でOK
o 骨量の維持に必須。意識してとり続ける ほか
● 間食の活用
● 外食の活用
● 調理済み食品の活用
● お酒とのつきあい方
● 経口栄養補助食品
● 食べる準備
o 飲み込む力を鍛えて誤嚥を防ぐ
o むせないためには、全身の筋トレも大切
● 口腔ケア
専門家s EYE: “とりすぎ”が心配される食品は、利益と不利益を総合的に考えよう
【PART4】 気になる症状別 栄養管理のポイント
● 対応の基本
o 複数の症状が重なっていることが多い。優先順位の見極めを
o 広く相談にのり、必要に応じて主治医や管理栄養士の指示を仰ぐ
o “制限”から“緩和”へ。厳格すぎる指導は低栄養を招き、状態を悪くする恐れも
● 血圧が高い
o 血圧が食塩の影響を受けやすくなる
o 過度な減塩は禁物。無理のないよう続ける ほか
● 血中脂質が高い
o 脂質や糖質の偏ったとり方が数値を上げる
o 肉類はむやみに減らさず、青魚を増やす ほか
● 血糖値が高い
o 食後高血糖値も、低血糖も起こりやすくなる
o 制限より、栄養組成のバランスが大切 ほか
● 腎機能が低下
o 老廃物をうまく濾過できなくなる
o 緩和な方向にあるが、繊細な管理が必要 ほか
● 骨密度が低い
o 栄養不足は骨を弱く、折れやすくする
o 低体重を避け、骨折リスクを下げる ほか
● 便秘が続いている
o 食事量の低下や服用中の薬が原因のことも
o 腸を刺激し、排便をスムーズにする ほか
● 認知機能が低下
o 食行動の変化から低栄養に陥りやすい
o 環境づくりと声かけで食事をサポートする
● そのほかの疾患・症状と栄養管理
■ INDEX
■ 参考文献
● 栄養の基礎知識
● 高齢者の栄養状態
● 加齢変化
o 代謝が落ち、エネルギー消費量が減る
o 体内でのたんぱく質の合成が低下する
o 歯が減ったり、のみ込む力が衰えたりする ほか
● 対策の基本
o “過栄養”対策から“低栄養”対策へ、ギアチェンジする
o 食事と運動で筋肉量を維持して「サルコペニア」を防ぐ
o 「フレイル」の兆候に気づき、早めに負のサイクルを断ち切る ほか
専門家s EYE: 高齢者の栄養状態は“バケツに穴があいた状態”と捉えよう
【PART2】 高齢者の栄養評価のしかた
● アセスメントの基本
● 評価ツール
● 食事評価
● 身体所見
o 意図しない体重減少がないかチェックを
o ふくらはぎの太さからサルコペニアのリスクが簡易的ににわかる
o 口腔や皮膚の状態の悪化などは“見て・触れて”確かめる
● 薬剤の影響
● 摂取量の指標
65~74歳の高齢者における食事摂取基準
75歳以上の高齢者における食事摂取基準
● 栄養評価のあとで
o 食べることが生きがいという人も。安易なダメ出しは避ける
o モニタリングが大切。変化を観察し、多職種で情報を共有する
専門家s EYE: 栄養に関する情報は医療機関への入院時にも欠かせない
【PART3】 高齢者に必要な栄養&とり方
● エネルギー
o 活動量とエネルギー摂取量の両方を維持
o たんぱく質・脂質・炭水化物から程よくとる
o “ちょいたし”や高カロリー食材を活用する
● たんぱく質
o “とりすぎ”よりも“不足”に注意する
o 一度にたくさんではなく、毎食均等にとる
o アミノ酸スコアの高いたんぱく質をとる ほか
● 脂質
o いろいろな“あぶら”をまんべんなくとる
o n-3 系や中鎖脂肪酸を意識してとる
o 肥満などがなければ、過度に控えすぎない
● 炭水化物
o 主食は抜かず、1日3回適量を守ってとる
o 特に朝は必須。脳にエネルギーを供給する
o 穀物や野菜、海藻をプラス。調理法に工夫を
● ビタミン
o 多様な食品から補い、筋肉や骨を健康に
o 魚やきのこからとる。適度な日光浴も必要
o 動物性食品とカラフルな野菜が摂取源に ほか
● ミネラル
o 不足しやすいが、とりすぎにも注意が必要
o 血圧や肝機能が正常なら、食欲優先でOK
o 骨量の維持に必須。意識してとり続ける ほか
● 間食の活用
● 外食の活用
● 調理済み食品の活用
● お酒とのつきあい方
● 経口栄養補助食品
● 食べる準備
o 飲み込む力を鍛えて誤嚥を防ぐ
o むせないためには、全身の筋トレも大切
● 口腔ケア
専門家s EYE: “とりすぎ”が心配される食品は、利益と不利益を総合的に考えよう
【PART4】 気になる症状別 栄養管理のポイント
● 対応の基本
o 複数の症状が重なっていることが多い。優先順位の見極めを
o 広く相談にのり、必要に応じて主治医や管理栄養士の指示を仰ぐ
o “制限”から“緩和”へ。厳格すぎる指導は低栄養を招き、状態を悪くする恐れも
● 血圧が高い
o 血圧が食塩の影響を受けやすくなる
o 過度な減塩は禁物。無理のないよう続ける ほか
● 血中脂質が高い
o 脂質や糖質の偏ったとり方が数値を上げる
o 肉類はむやみに減らさず、青魚を増やす ほか
● 血糖値が高い
o 食後高血糖値も、低血糖も起こりやすくなる
o 制限より、栄養組成のバランスが大切 ほか
● 腎機能が低下
o 老廃物をうまく濾過できなくなる
o 緩和な方向にあるが、繊細な管理が必要 ほか
● 骨密度が低い
o 栄養不足は骨を弱く、折れやすくする
o 低体重を避け、骨折リスクを下げる ほか
● 便秘が続いている
o 食事量の低下や服用中の薬が原因のことも
o 腸を刺激し、排便をスムーズにする ほか
● 認知機能が低下
o 食行動の変化から低栄養に陥りやすい
o 環境づくりと声かけで食事をサポートする
● そのほかの疾患・症状と栄養管理
■ INDEX
■ 参考文献





